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初夏の北海道 ③富良野~ラベンダーの里

 JR北海道富良野線鹿討(しかうち)駅から歩いて20分くらいのところで2泊する。上富良野のペンション「コスモス・ファーム」に泊まったほうがなにかと便利であった。
 JRラベンダー畑駅(臨時)で降り、「ファーム富田」へ。「約12haの広大な敷地に、季節ごとに花が咲く。ラベンダー、ポピー、カスミソウ、コスモスなど、その種類は1000以上。7月のラベンダーが咲く時期から8月が最も美しく、多くの人で賑わう。」(資料①より)私はもう一か所、ラベンダー畑を訪れている。
 次にJR富良野駅からバスに乗り、「麓郷(ろくごう)の森」へ(資料②)。ここでもレンタサイクルを借りる。歩いて行くと30分くらい。あちこち立ち寄るので、レンタサイクルがちょうどよい。ここ富良野市麓郷はテレビドラマ「北の国から」の舞台になったところ。バス停までの帰り道、広大な麦畑などを見てまわった。JR富良野駅東側では、富良野チーズ工房なども訪れている。
 富良野を訪れたあと、道東を巡る。釧路市、釧路湿原、塘路(とうろ)、茅沼(かやぬま)、小清水原生花園、網走を経て再び旭川市へ戻る。旭川空港、羽田空港を経由して帰宅。2週間にわたる旅を終えた。
 富良野へ旅行される方は、最新の情報を得るようにお願いします。また、東京をはじめ大都市圏では感染者が激増しています。地方への旅行はじゅうぶん注意してお出かけください。

<資料>
①ブルーガイド『てくてく歩き北海道』2013年
②Smart Magazine Hokkaido(「北の国から」のロケ地としていまも人気を誇る富良野市麓郷)より

<写真>撮影は2013年7月
⇓中富良野町「ファーム富田」。JR富良野線中富良野駅から徒歩25分。夏は臨時のJRラベンダー畑駅から徒歩7分。
富良野ファーム富田2013072901
富良野ファーム富田2013072902
富良野ファーム富田2013072903
富良野ファーム富田2013072904
富良野ファーム富田2013072905
富良野ファーム富田2013072906
富良野ファーム富田2013072907
⇓富良野市「麓郷の森」。テレビドラマ「北の国」の舞台
富良野麓郷の森2013072908
⇓麓郷の森。五郎が造った丸太小屋、敷地内には喫茶店などもある
富良野麓郷の森2013072909
⇓麓郷小中学校近くの、広大な麦畑
富良野麓郷の森2013072910
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初夏の北海道 ②美馬牛(美瑛)~パノラマロード

 JR北海道富良野線の上富良野駅から歩いておよそ15分のところにあるペンション「コスモス・ファーム」に2泊する。翌朝、ジャガイモ畑の路を行き、JR美馬牛(びばうし)駅へ。ここで、昨日に続きレンタサイクルを借り「パノラマロード」を巡る。起伏の多い丘なので、やはり自転車は疲れる。レンタバイクにすべきであった。のんびりと景色を楽しむため、レンタカーは最初から選択肢にはなかった。四季彩の丘、三愛の丘、新栄の丘などを訪れる。「うねりのある丘の畑に色とりどりの花が咲き誇り、見事な景観をつくりだしている。晴天の日に一望できる十勝岳連山の山並みも、感動的な美しさだ」(資料①)。
 これ以上楽しい「ひととき」はないと思えるくらい、北海道の雄大な大地を楽しむことができた。
 美瑛・富良野方面へ旅行される方は、最新の情報を得るようにお願いします。

<資料>
①ブルーガイド『てくてく歩き北海道』2013年
美瑛町観光協会トップ

<写真>北海道美瑛美馬牛、撮影は2013年7月
⇓JR北海道富良野線美馬牛駅。無人駅、自動券売機もなし、列車は来なかった
北海道美馬牛2013072301
⇓四季彩の丘、広大な敷地に花畑が広がる
北海道美馬牛2013072302
⇓左上の建物が事務所(入口)。正式名称は「展望花畑 四季彩の丘」で、熊谷農園の経営です
北海道美馬牛2013072303
⇓レンタサイクルで三愛の丘展望公園へ向かう
北海道美馬牛2013072304
⇓三愛の丘展望公園、眺めのよい丘の頂上にある
北海道美馬牛2013072305
⇓新栄の丘展望公園、夕焼けが美しいという
北海道美馬牛2013072306
⇓美馬牛駅へ戻る途中で
北海道美馬牛2013072307
⇓2泊した上富良野町にあるペンション「コスモス・ファーム」
北海道上富良野コスモス・ファーム2013072308
⇓コスモス・ファームの近くから(早朝に)撮った十勝連山
北海道上富良野十勝連山2013072309

初夏の北海道 ①美瑛~パッチワークの路

 長びく梅雨のため写真撮影が困難なうえ、近頃の、東京での感染急拡大で他県へ撮影に出かけるのはためらわれる。しばらくは、過去の写真を利用してブログを続けることにします。ご了承ください。

 私がはじめて北海道を旅行したのは1973年の8月中旬。10日間で北海道の北・東・南をまわり、北海道をじゅうぶんに満喫した。このとき、北海道への旅行はもう少し早い「初夏」がよいと思った。そこでここ10年以内の、「初夏の北海道」の写真から数回に分けて取り上げることにした。ただ、だいぶ前のことなので、説明に誤りがあるかもしれない。その際はご指摘くださればさいわいです。
 今回は「丘の町」美瑛(びえい)。2013年7月中旬、羽田空港から旭川空港へ。ここからバスに乗り、JR北海道富良野線美瑛駅へ。ここでレンタサイクルを借り「パッチワークの路」を巡る。「鮮やかな緑の中に白い花が咲くジャガイモ畑や、黄金色に染まる麦畑などによって、丘がパッチワークのように色とりどりに見えるエリア」(下の資料①より)。この日は、ケンとメリーの木、セブンスターの木、親子の木、波打つ丘、マイルドセブンの丘、北西の丘展望公園などを訪れた。
(注)観光客やカメラマンのマナーの悪さで伐採された木もあります。具体的には、美瑛の「哲学の木」、富良野の「嵐の木」、マイルドセブンの丘のカラマツ(3分の2伐採)です。美瑛・富良野方面へ旅行される方は、最新の情報を得るようにお願いします。

<資料>
①ブルーガイド『てくてく歩き北海道』2013年
②北海道スタイル「道央/富良野・大雪山・層雲峡」より

<写真>写真は2013年7月中旬
⇓JR北海道富良野線の臨時列車「富良野・美瑛ノロッコ号」、美瑛駅にて
北海道美瑛2013071901
⇓ケンとメリーの木、ポプラの木 
 「スカイライン」(車)のCM(1972年)で使われた木。CMに登場した人物ケンとメリーから名付けられた
北海道美瑛2013071902
⇓親子の木、やや距離をおいて眺めたほうが美しい
北海道美瑛2013071903
⇓パッチワークのように見える丘
北海道美瑛2013071904
⇓黄金色に染まる麦畑
北海道美瑛2013071905
⇓セブンスターの木、「パッチワークの路」全体を見渡せる丘の頂上にある一本のカシワの木
 「セブンスター」(観光たばこ)の、パッケージ写真に使われたことによる
北海道美瑛2013071906
北海道美瑛2013071907
北海道美瑛2013071908
⇓マイルドセブンの丘。「マイルドセブン」は昔のたばこの銘柄のひとつ
北海道美瑛2013071909
⇓マイルドセブンの丘、整然と並んだカラマツ林(防風林)が美しい
 悲しいことに、観光客などのマナーの悪さで、3分の2のカラマツが伐採されたという。
北海道美瑛2013071910

野付半島 北方領土

1.野付半島と砂嘴(さし)
 野付半島は、「全長約26kmの日本最大の砂の半島、砂嘴」(注①)で、「海に突き出た針状」の形をしている。この半島には、「立ち枯れの風景」である「トドワラ」や「ナラワラ」といった景勝地がある。また、平成17年(2005年)にはラムサール条約(水鳥湿地保全条約)の登録湿地となった。
 この半島の中ほどにネイチャーセンターがあり、ここから遊歩道を歩いてトドワラ(海水に浸食され、立ち枯れたトドマツ林の跡)へ行くことができる。私は1973年に、対岸の尾岱沼(おだいとう)から船に乗ってトドワラを訪れたことがある。ネイチャーセンターからさらに車で進むと、野付半島の竜神崎にある野付崎灯台近くへ至る。ここから先へは、車では進めない。

<地図>
①野付半島~Googleマップより
野津半島マップ2018092801

<写真>
①野付崎灯台
野付崎2018092603
②野付半島
⇓野付半島~ネイチャーセンターの掲示写真より
野付崎2018092604
⇓トドワラ~ネイチャーセンターの掲示写真より
野付崎2018092605
⇓国後島~ネイチャーセンター近くから
  国後島はかすかに見えるだけだった。写真では、「かすみ」を補正(除去)して、国後島を見やすくした
野付崎2018092606

③別海北方展望台から
⇓国後島~手前は野付半島、その向こうにかすかに国後島が見える。「かすみ」を補正
野付崎2018092607
⇓野付半島から戻る途中に出会った鹿
野付崎2018092608
<写真>
②北方領土~Googleマップより
野付崎2018092602
2.北方領土問題
 納沙布岬の北方館などで配布されているパンレットから「北方領土問題」を紹介する。
「北方領土は、北海道本島の北東洋上に位置する、歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くなしり)島及び択捉(えとろふ)島の四島です。/ 北方領土は、日本がロシアより早くその存在を知り、多くの日本人がこの地域に渡航し、生活をし、父祖伝来の地として受け継いできたものです。/ 今から160年以上前の1855年2月7日、日本とロシアは日魯(にちろ)通好条約(注②③)を結び、当時自然に成立していた択捉島とウルップ島の間の国境をそのまま確認しました。それ以降も北方四島が外国の領土となったことはありません。/ しかし、1945年8月9日、ソ連は、当時まだ有効であった日ソ中立条約に違反して対日参戦し、日本がポツダム宣言を受諾した後の同年8月28日から9月5日までの間に北方四島のすべてを占領しました。/ そして、ソ連は1946年に四島を一方的に自国領に「編入」し、当時四島全体に約1万7千人住んでいたすべての日本人を強制退去させました。/ それ以降、今日に至るまでソ連、ロシアによる法的根拠のない占拠が続いており、北方領土問題が存在するため、日露間では、いまだ平和条約が締結されていません。」(北方領土問題対策協会のパンフレット「北方領土 声届け 開けよう扉 四島(しま)返還」より。「/」は改行を示す)

 『われらの北方領土』(2017年版、外務省)には、「政府がロシアとの交渉を強力に推進するためには、国民の一人一人の理解と協力が不可欠です」と、記されている。日本は、日魯通好条約(1855年)などにもとづき、旧ソ連、そして現在のロシアに北方領土返還を求めてきた。詳しくはこの資料(注④)などを読んでもらいたいが、一度戦争で失った領土を取り戻すのはいかに困難なことであるか、思い知らされる。もちろん、他国の領土を植民地化するなども、許されるはずがない。

 2018年9月12日、ロシアのプーチン大統領は年内に「無条件」で「平和条約」を締結することを提案した。日本とソ連は、1956年の「共同宣言」で国交を回復したが、この宣言では「平和条約」の締結後に歯舞群島と色丹島を引き渡すと明記している(注⑤)。四島ではないことも問題だが、プーチン大統領の提案は、領土問題の実質的な棚上げになりかねない。しかし、ロシア側の真意を探ることも必要だろう。
 ロシアは、極東での、産業やインフラの整備を進めたいという思惑がある。その極東での開発には巨額の資金が必要だ。事実、ロシアは「日本の出方次第では、第三国の企業を誘致し、開発を加速する可能性も示唆し」ている(注⑥)。日本が望む領土返還と、ロシアが望む極東の巨大開発を、同時に解決できないものだろうか。日本も巨額の財政赤字を抱えている。領土の返還なしに巨額の開発資金を出したり、北方領土の「共同経済活動」だけを行うことは、もちろんできない。いずれにしても、領土問題の解決は容易なことではない。簡単なことではないから、日本がサンフランシスコ平和条約(1951年調印、翌52年発効)でアメリカの占領を解かれてから70年近くになるのに解決できないでいるのだろう。

<注>
①砂嘴(さし)は、沿岸を流れている海流によって運搬された砂礫(されき)が、半島の先端や岬、湾の入口などに堆積し、水面にあらわれた細長い州のこと。鳥の嘴(くちばし)のような形をしていることから砂嘴と呼ばれている。この砂嘴が発達して対岸近くまで至り、入り江や湾などを閉じるように伸びると、「砂州」(さす)と呼ぶ。野付半島の砂嘴は日本最大。(二宮書店「最新地理小辞典」などより)
②日魯(にちろ)通好条約の「魯」を「露」とし、日露通好条約と記すのが一般的だと思われるが、外務省の文書では「魯」を用いている(注③)。もちろん「魯」も「露」もロシアの意味。教科書では「日露和親条約」とするのがふうつ。日米和親条約(1854年)と、大きな違いはない。この日魯通好条約では、択捉島とウルップ島の間を国境とし、樺太(からふと)は国境を分けずに従来通り(両国人雑居の地)と規定した(山川出版社「日本史広辞典」などをもとに記す)。日本がロシアに求めている北方領土とは、この条約で定めた択捉島以南の島をさす。
③日魯通好条約の正式名称は「日本国魯西亜国通好条約」。当時はロシアを魯西亜と記していた。外務省のWebサイト「北方領土」では、日「魯」通好条約、日「露」戦争などと使い分けている。これは、ロシアを最初は「魯西亜」、のちに「露西亜」と記すことになったことによる。(日経電子版「ロシアの漢字略称『魯』が『露』に変わったワケ」より)
④外務省『われらの北方領土』(2017年版)は、「望郷の館」で無料配布されている、120ページに及ぶ資料。下記の総理府のWebサイトも参考になる。
  内閣府「北方領土問題~今~
⑤日本経済新聞、2018年9月13日
⑥朝日新聞、2018年9月14日

フォトムービー「道東より」

道東のフォト・ムービーです。北海道東部(道東)の自然をフォト・ムービーにしました。おもな撮影地は、能取(のとろ)湖、サロマ湖、天都(てんと)山展望台から見た知床連山、濤沸(とうふつ)湖、釧路湿原~細岡展望台、温根内、釧路市内の海霧などです。BGMは、フリーの音楽素材Music Material「ひだまり」よりダウンロードして利用。もちろん報告済みです。

<写真>
⇓手前から、小清水原生花園、JR原生花園駅、濤沸湖、遠くの藻琴(もこと)山
濤沸湖2018092301
⇓夕闇せまる濤沸湖
濤沸湖2018092302
⇓夕方、濤沸湖の向こうに見える斜里岳
濤沸湖2018092303
<動画>
⇓「道東」のフォト・ムービー。3分24秒
BGMはMusic Material「ひだまり」より