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光が丘公園 

 東京都練馬区にある「光が丘公園」を散策した。
 この公園は、光が丘パークタウン(光が丘団地)に隣接する都立の総合公園。ここは、戦前に成増(なります)陸軍飛行場として整備され神風特攻隊の出撃基地であった。戦後、GHQに接収されて米軍家族住宅となったが、1973年(昭和48)に全面返還された。この米軍居住区の跡地に作られたのが、都内一の規模を誇る光が丘パークタウン。「究極のコンパクトシティを目指した先駆的な都市計画と、広大な光が丘公園を中心とした美しい街並みにより、現在も人気が高いニュータウン」だという。(Wikipedia「光が丘」「光が丘団地」と、「光が丘パークタウン(光が丘団地)」(住宅都市整備公団などのHP)を参照)

<写真>
⇓地下鉄「光が丘駅」前(公園通り遊歩道)。正面が「光が丘公園」
光が丘公園2018112701
⇓光が丘公園
光が丘公園2018112702
光が丘公園2018112703
光が丘公園2018112704
光が丘公園2018112706
光が丘公園2018112707
⇓公園を出て、「光が丘駅」へむかう
光が丘公園20182708
 都営地下鉄大江戸線光が丘駅を降りると、よく整備された街並みが広がっている。広い歩道、多くの公共施設、病院、広大な公園など、住民が快適に暮らせる環境が整っている。駅から公園までは徒歩2~3分。この公園には、体育館、バードサンクチュアリ観察舎、芝生広場、テニスコート、野球場などがある。イチョウ並木が黄葉するころ、ここを中心に公園内を散策した。
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働き方改革 ①長時間労働の是正のために

<写真>⇓スイレン(都立神代植物公園)
神代植物公園20181127睡蓮01 
神代植物公園20181127睡蓮02
 長時間労働(働きすぎ/働かされすぎ)は健康に害をもたらすばかりか、過労死さえ招きかねない。また、日本社会の活力も奪う。OECD(経済協力開発機構)の資料(下のグラフ)によると、「週50時間以上働く労働者の割合」(2014年)は、韓国と日本がとびぬけて長い(OECD加盟国での比較)。日本では、およそ5人に1人が週50時間以上働いていることになる(注①)。
OECDグラフ20171127

 また、総務省の「社会生活基本調査」(2011年調査)によると、「フルタイム労働者(週35時間以上の労働者、非正規雇用を含む)のうち男性の15%、女性の5%は週60時間以上働いている」(資料①)。週に2日休んでいたとすると、1日12時間以上働いていることになる。このような長時間労働の責任は企業にある。だが、企業に長く身を置いてきた私の経験に照らし合わせて考えてみると、私(たち)にも幾分かの責任がある?ように思える。つまり、長時間働くことを「会社のため」、「当然のこと」と思ってはいないだろうか(注②)。また高度な消費やサービスを追い求めすぎることも、結果的に「働きすぎ」を招いていることにならないだろうか。

 企業などで働く多くの勤労者は、長時間労働も休日出勤も厭わず、また仕事を自宅に持ち帰ることも常であろう。もちろん家庭を顧みることもできず、家事を手伝うこともない。しかし一生懸命に働くことが家族のためだ、と信じて疑わない。そして、「ゆとり」ある生活など望むべくもない。……

 長時間労働を是正するためにはどのようにすればよいのか。長い歴史のなかで形成されてきた、このような「慣行」を変えることは容易ではない。また近年、いくつもの仕事を掛け持ちして、長時間働かざるをえない人もたくさん存在する。
 これからも日本の人口は減少していく(近年の労働環境の悪化も人口減少を招いている原因のひとつ)。ただし、人口が減少していくことは悪いことばかりではない。築くべき社会のありようによる。「成長」や「拡大」を求め過ぎず、生活や環境、人権に配慮した国づくりが必要だ。そのためには、「豊かさとは何か」(注③)をもう一度考えなおさなければならない(注④)。

 2018年には70歳以上の人口が20%を超えた(注⑤)。思い切って、もう少し若い人や女性にこれからの政治や企業経営を任せてはどうか(注⑥)。自分たちの未来は自分たちで決めてもらう。年配の人には、若い人たちをバックアップすることに徹してもらう。実現にはさまざまな前提が必要だが……。これは私の願望でしかない。いずれにしても「働きすぎと貧困が併存する社会」(資料③)は異常だ、と考えることから出発したい。

<資料>
①森岡孝二『過労死は何を告発しているか 現代日本の企業と労働』2013年
②暉峻淑子(てるおかいつこ)『豊かさとは何か』1989年
③今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』2012年

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甲府市 昇仙峡

 11月中旬、山梨県の昇仙峡(しょうせんきょう)を散策した。
 昇仙峡は甲府市の北部に位置する渓谷で、国の特別名勝に指定されている。「長い歳月をかけて削り取られた花崗岩や奇岩・奇石と清澄で豊富な水の流れをみることができ、渓谷沿いに整備された遊歩道では、四季折々で変化に富んだ渓谷美を間地で楽しめます。」(昇仙峡観光協会HPより)

<写真>
⇓左側が仙娥(せんが)滝
昇仙峡2018112001
⇓仙娥(せんが)滝
昇仙峡2018112002
昇仙峡2018112003S
昇仙峡2018112009
昇仙峡2018112004
⇓覚円峰(かくえんぽう)
昇仙峡2018112005
昇仙峡2018112101
昇仙峡2018112102
昇仙峡2018112006
昇仙峡2018112007
昇仙峡2018112008
⇓寒山拾得岩
昇仙峡2018112010
 JR中央本線甲府駅で下車し、路線バスで昇仙峡へ向かう。30分くらいで到着。ふだん山梨県へは車で行くが、ひとりのときは電車を利用する。昇仙峡へ行くには4つのバス停(4月から11月)のいずれかを利用する。昇仙峡口、天神森、グリーンライン昇仙峡、昇仙峡滝上の4か所。ふつう昇仙峡口か天神森のバス停で下車し、昇仙峡遊歩道入口へ向かう(滝上バス停まではゆるやかではあるが、登り坂)。
 私は今回、滝上バス停で下車し、天神森バス停まで、およそ4キロの遊歩道を時間をかけて散策した。滝上バス停からしばらく歩くと、昇仙峡ロープウェイ。パノラマ台まで乗ると、富士山や八ヶ岳、南アルプス方面を眺望することができる。仙娥(せんが)滝、石門(いしもん)を経てグリーンラインバス停までは比較的急坂ではあるが(ただし私の場合は下り坂)、急峻な景観を楽しめる。グリーンラインバス停から天神森バス停までは緩やかな遊歩道が続き、奇岩・奇石のある、渓谷の風景を楽しめる。
 紅葉は10月末から11月末までだが、紅葉する木は思いのほか少ない。しかし、渓谷の散策はじゅうぶん楽しい。

奥多摩 鳩ノ巣渓谷

 11月初旬、東京都奥多摩町にある鳩ノ巣渓谷を散策した。
 JR青梅線鳩ノ巣駅で下車し、隣り(立川方面)の古里(こり)駅まで、およそ2キロのコースを歩く。ただ、直線距離を歩いたわけではないので、実際にはもっと歩いている。写真では、全面が紅葉・黄葉しているように見える写真もあるが、決して全山がそうであるわけではない。もともと奥多摩地方ではスギ・ヒノキなどの針葉樹が多く、紅葉・黄葉する広葉樹は少ない。このへんの事情を、「東京の木『多摩産材』②」(東京・多摩地域の林業と、木材の地産地消を考える)から、自由に引用させていただいた。

<写真>
①鳩ノ巣渓谷吊り橋(鳩ノ巣小橋)付近から
鳩ノ巣渓谷2018111401
鳩ノ巣渓谷2018111402
鳩ノ巣渓谷2018111403
②寸庭橋(すんにわばし)から
鳩ノ巣渓谷2018111404
鳩ノ巣渓谷2018111405
③万世橋から
鳩ノ巣渓谷2018111406
鳩ノ巣渓谷2018111407 
 多摩地域西部(あきる野市、青梅市、八王子市、奥多摩町、日の出町、檜原村の6市町村)でとれる木材はほとんどがスギとヒノキで、その約7割がスギの木である。はるか昔は、ナラやカシなどの広葉樹とアカマツやモミなどの針葉樹で構成された自然林が広がっていた。ところが江戸時代になると木材の需要が急激に増え、拡大する江戸の市街地づくりと、幾度も起きた大火による再建築で、木材需要は途絶えることはなかった。こうして多摩地域の自然林の木が大量に伐採され、使い尽くされたのち、建築材としてのスギの植林が始まった。
 第二次世界大戦後、戦後復興で大量の木材が必要になり、日本全国で拡大造林政策がとられ、1960年代から1970年代にかけて、スギ・ヒノキがどんどん植林された。ところがその後、安い外国産の木材が大量に輸入されるようになると、国内の林業は衰退の一途をたどった。

 多摩地域の約7割がスギであることから、スギ花粉飛散量が増大し、スギ花粉症に悩む人が増え、社会問題になった。そこで東京都は、2005年(平成17年)に花粉症対策本部を設置し、翌2006年から10年計画でスギ花粉発生源対策事業を実施した。多摩地域の森から、スギ花粉の飛散を削減するため、スギの伐採と、花粉の少ないスギ(従来の100分の1のスギ)などの植え替えを行った。

豊洲市場 築地市場

 1923年(大正12年)、江戸時代から続く日本橋の「魚河岸」(魚市場)が関東大震災で焼失。1935年(昭和10年)、京橋(中央区)の青物市場とともに築地に移転し、築地市場が開場した。そして東京都は2001年、手狭なことや、施設の老朽化などを理由として築地市場の豊洲移転を正式に決定した。
 もともとこの移転場所は東京ガスの所有地で、「長い間、石炭から都市ガスを製造し、その過程でベンゼンやシアン化合物」を排出、土壌汚染が懸念されていた。2016年5月、土壌汚染対策を実施したうえで、豊洲市場の全施設が完成。東京都は、同年11月に豊洲市場の開場を予定していた。ところが同年8月、都知事選に勝利した小池都知事が移転延期を決定。その後、「盛り土」がないことなどが発覚すると、東京都は地下の床にコンクリートを敷き詰めるなど、さらなる追加安全対策工事を実施。そのうえで2018年7月、小池都知事は「安全・安心」を宣言。同年10月6日に築地市場は83年の歴史に幕を閉じ、営業を終えた。ついで同月11日、新たに豊洲市場が開場した(注①)。

<写真>
写真はすべて10月13日に撮影
①豊洲市場
⇓モノレール「市場前駅」から歩行者デッキを歩いて、3つの主要な施設をめぐる
 正面の建物は水産卸売場棟
豊洲2018110701
豊洲2018110702
⇓青果棟。見学者通路から水産や青果の売り場を見学
豊洲20181103
⇓環状第2号線(豊洲~築地の2.8km)が暫定的に開通(写真は築地方面)
豊洲2018110704
⇓モノレール「新豊洲駅」から歩いて築地へ向かう。右下にスカイツリーが見える
豊洲2018110705
②築地市場
⇓築地場外市場
築地2018110706
築地2018110707
築地2018110708
⇓閉鎖された築地市場
築地2018110709
築地2018110710
 私は移転前の築地市場を何度か訪れたことがあるが、場外市場はともかく、市場内はとても「清潔」とは言い難いと感じていた。さまざまな思いや事情で移転に反対することは理解できる。しかし私は、「清潔でない」のなら、豊洲への移転はやむを得ないと考えていた。ところが「清潔でない」ことのほかに、「安全であるか」にはまだ疑問が残る。豊洲市場から、一部の商品は全国にも流通していく。追加工事は実施されたが、本当に安全になったのか。さらに、地盤沈下や地下水の適切な管理など、さまざまな問題もある。今後も、油断なく目を配ることが必要だ(注②)。

 豊洲市場へはゆりかもめ臨海線「市場前駅」で下車。駅から歩行者デッキを歩いて、3つの主要な施設をめぐる。それぞれの建物にある見学者通路から水産や青果の売り場を見学することになる(注③)。なお、マグロ卸売場のセリの見学(一般客向け)は2019年1月15日から始まる(注④)。

<注>
①朝日新聞(2018年10月10日から14日)、Wikipedia「築地市場」「築地市場移転問題」を参照。
②HuffPost of Japan「築地市場の豊洲移転問題は解決したか」(2018年10月4日)
③水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、青果棟のほか、管理施設棟などがある。産地→卸売場→仲卸売場→小売店・飲食店等へと流通してい行く。東京都中央卸売市場(「豊洲市場について」)HPを参照。
④日本経済新聞、2018年10月4日

国立新美術館 六本木ヒルズ

<写真>
①国立新美術館
国立新美術館20181101
国立新美術館20181102
国立新美術館20181103
国立新美術館20181104
国立新美術館20181105
国立新美術館20181106
国立新美術館20181107
国立新美術館20181108
②六本木ヒルズ
⇓森タワー
六本木ヒルズ20181109
⇓六本木ヒルズアリーナ(円形の屋根の下)
六本木ヒルズ20181110
③テレビ朝日本社
朝日テレビ20181111①国立新美術館
 国立新美術館は六本木にあり、2007年に開館した。延べ床面積では日本最大の美術館。「独立行政法人国立美術館に所属している中で唯一コレクションを持た」ず、「ミュージアム」ではなく、「アートセンター」と名乗っている。建築は、黒川紀章氏が設計し、全面ガラス張りの外観をもつ。この美術館へ電車(地下鉄)で行く場合、東京メトロ千代田線乃木坂駅、東京メトロ日比谷線六本木駅、都営地下鉄大江戸線六本木駅の、いずれかの駅で下車する。千代田線乃木坂駅の6番出入口は、美術館に直結している。(Wikipedia「国立新美術館」などより)

②六本木ヒルズ
 2003年に開業した六本木ヒルズは、森タワーを中心に、いくつかのビルで構成されている複合商業施設。約17年の歳月をかけて六本木6丁目地区を再開発した。
 高層オフィスビル(六本木ヒルズ森タワー、高さ238m)、集合住宅(六本木ヒルズプレジデンス)、テレビ朝日本社社屋、ホテル、文化施設、その他の商業施設などで構成されている。最も高層の六本木ヒルズ森タワーには、森美術館(53階)、屋内展望台(東京シティービュー、52階)、屋上スカイデッキなどがある。六本木ヒルズ(フロアマップ)HP、Wikipedia「六本木ヒルズ」などを参照。

 サントリー美術館や国立新美術館、森美術館などを訪れたり、写真撮影をするために散策するほか、めったに六本木に来ることはない。ところで私は、超高層ビルの作り出す空間、光(太陽光など)の採り入れ、緑(公園など)の配置には関心がある。しかし、住むのは緑の多い郊外を好む。
 若いころ、私と同様に地方から来ていた友人が、都内の「高層」ビルを見てきたその夜、「わぁ~、でっかいなぁ~」と夢でうなされていた。いま、東京ミッドタウンや六本木ヒルズなどの「超高層」ビルを眼前にすると、友人を笑ってはいられなくなる。私にとってここは、「たまに来ればよいところ」だ。……。