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「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」

 2019年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。
 私は毎年、初詣にはあえて人出の多い浅草へ行くことにしている(人の多いところはあまり好きではないが、正月らしい気分を味わうため)。ただ今回は、浅草寺へ行く前にスカイツリーを見に行くことにした。東京メトロ銀座線浅草駅で下車し、吾妻橋から隅田川沿いに北へ歩く。言問橋(ことといばし)を渡り、隅田公園内の牛嶋神社を経て東京スカイツリーへ。展望デッキへは行かず、「東京ソラマチ」(300以上の店舗がある商業施設)の5階フロアから1階の広場へ。その後、東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から浅草駅に戻り、浅草寺へ行く。

<写真>
⇓正面右の建物は浅草松屋(デパート)。2階に東武浅草駅がある
スカイツリー2019010301b
⇓吾妻橋の手前から撮影。多くの人が吾妻橋からスカイツリーを撮影している。
 スカイツリーのすぐ右の建物はアサヒビール本社ビル。金色のオブジェは「聖火台の炎」(アサヒビール広報)
スカイツリー2019010302b
⇓隅田川。言問(こととい)橋から吾妻橋方面を撮る
スカイツリー2019010303
⇓下町に立つ東京スカイツリー
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⇓東京ソラマチ(商業施設)、5階フロアのガーデン
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⇓5階フロアからみた東京スカイツリー
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⇓5階フロアから見た広場(地上)
スカイツリー2019010307b

 「ぼくはアフリカにすむキリンといいます」
 以下は、2018年12月22日の新聞記事(注①)からの引用。
 「17年前、無名の日本人作家が出した児童書が、世界でじわじわと評価を集めている。8カ国・地域で翻訳され、さらに5カ国で出版される予定。10月には、権威があるドイツ児童文学賞を日本の作品で初めて受賞した。」
 この児童書のタイトルは『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』という。「ひとりぼっちのキリンが会ったこともない誰かに『きみのことをおしえて』と手紙を出し、物語は始まる。受け取ったペンギンと手紙で質問しあいながら、互いの姿に想像を膨らませる。ついに対面を果たすが、初めて見た相手の姿は――というストーリーだ。」

 「ドイツ児童文学賞の審査では『高い文学性を持ち、子どもが実際に経験している世界とむすびつく』と評された。」また、ドイツ児童文学賞の授賞式に出席したドイツのフランツィスカ・ギッファイ氏(家族・高齢者・女性・青少年相)は「『私たちの身近ではたくさんの子どもが、よその土地から来た、なじみのない人たちと接している。突然、クラスに知らない子が入ってくる。どう接したらいいのか、お互いに相手をどう受け入れることができるのか。これが本の中の重要なテーマに思える』と述べ、ドイツが直面する移民・難民問題になぞらえて解釈した。」

 私はこの本を図書館で借りて読んでみた。難しいことはなにひとつ書かれていない。それゆえ、何を読みとるかは人それそれだろう。著者の岩佐めぐみさん(注②)は、この本に「いじめや仲間外れにあっている子に『これで終わりじゃない。希望はあるよ、という思い……』」を込めたという。「海外のブックフェアで売り込みを続けた日本著作権輸出センターの吉田ゆかりさんは、『言葉を使って想像し、相手に伝えようとすることで人はつながるという、すごく本質的で大切なことを伝えている』と話す。」
 この記事とほぼ同時期の同紙の「オピニオン」欄(注③)には、次ぎのような投書が掲げられていた。詳しくは省略するが、最後の部分だけ引用してみる。
 「日本は外国人受け入れを拡大しようとしている。誰かの苦しみの上で得た富を自慢するような人間にはなりたくない。」
 私は、後半部分を次のように読み変えてみた。「誰かの苦しみの上で得た富で、社会が成り立つような国にしたくない」と。大量の外国人労働者を、最低賃金(場合によってはそれ以下)で雇用し、しかも彼らを「雇用の調整弁」として利用する(景気が悪くなればすぐ解雇する)、そんな社会にしたくない。
<参考> 
①朝日新聞、2018年12月22日
②この本は、「東京都の岩佐めぐみさんがデビュー作として2001年に」出版した。
③朝日新聞、2018年12月19日
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コメント

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。
パット目を惹く写真のタイトルに、深い意味を持たせておられて。
拍手を何度もしたいくらいの記事でした。

窓さん、こんばんは。

コメントありがとうございました。
今年は災害などがおこらない、穏やかな1年になって欲しいものです。
ところで、正直言って、窓さんのタイトルにはかないません!!
今年もよろしくお願いいたします。

No title

こんばんは♪

近くの場所から見上げて撮ったスカイツリー
流石に迫力ありますね^^
特に5階フロアからの一枚には圧倒されます。

なべさん、こんばんは。

コメント、ありがとうございました。
東京タワーの展望台へは何度も行っていますが、スカイツリーの展望デッキへはまだ1度も行っていません。
店舗がたくさんあるソラマチタウンへ行きます。
ここの5階からの、スカイツリーの眺めは格別です。
まるで宇宙ロケットのようです。
展望デッキは、いつか孫といっしょに行くのを楽しみにしています。
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