金木・函館への旅

2006年2月下旬、青森県五所川原市金木町と北海道函館市などを訪れた。そのときの写真をもとにフォト・ムービー「金木・函館への旅」を作成した。
①金木
若いころ、太宰治の小説『津軽』を読んで、津軽半島を旅したことがあった(このときは金木に立ち寄らず)。旧国鉄時代の青森駅から津軽線に乗車。通学する男女高校生の、津軽弁の会話におもわず微笑んだ。終点の三厩駅(みんまやえき)で下車。小説に書かれているように、ここから津軽半島の北端、龍飛崎(たっぴざき)まで歩く。岬の高台から津軽海峡を挟んで遠く松前半島(渡島半島の南西端)を望むことができた。当時はまだ、青函トンネルは工事中であった。その後金木町にある、太宰治の生家、現「斜陽館」を2度訪れた。最初に訪れたときは、太宰治記念館を併設した旅館であった(町内の旅館経営者が太宰の生家を買収)。この宿で一晩泊まった。※太宰治は昭和14(1939)年から東京府北多摩郡三鷹村(現東京都三鷹市)に住み、昭和23(1948)年に亡くなった。この三鷹市に「太宰治文学サロン」があり、貴重な資料を公開している。
②函館
1854(安政元)年、幕府は日米和親条約を締結し、箱館と下田を開港。ついで1859(安政6)年、前年に締結した日米修好通商条約により、箱館は長崎・横浜などとともに対外貿易港として開港。(明治にはいり、箱館を函館と改称。)このため市内にはハリストス正教会(ロシア正教)、旧イギリス領事館、旧ロシア領事館など洋風建築がたくさんあり、いまも異国情緒豊かな街並みを残している。さらに赤レンガ倉庫群、五稜郭など、市内には見どころが多い。なお、市の南西にある函館山(標高334m)は典型的な陸繋島(りくけいとう)で、山頂展望台からこの地形を確認することができる。函館市の中心街は、陸地と島(函館山)を結ぶ陸繋砂州(トンボロ)の上にある。※正教会の「ハリストス」は、「キリスト」のギリシャ語またはロシア語読み。
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yamashiro94

Author:yamashiro94
東京都内、多摩地方、近県でカメラを持って散策しています。旅行・歴史・地理・文学・音楽などから最近気になったことまで、何でもとりあげています。写真なしの場合もあります。上の写真はマレーシアのクアラルンプール駅。2007年撮影。

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