稚内市 ノシャップ岬

稚内は2度訪れたことがある。最初は1973年夏、国鉄宗谷本線で稚内駅へ。2度目は2014年7月、稚内空港から市内へ。2014年、JR稚内駅前バスターミナルから路線バスに乗って宗谷岬へ行く。次にノシャップ岬(写真①)にある恵山泊(えざんどまり)漁港公園へ。「ここから見る夕日はすばらしい」とガイドブック(実業之日本社『てくてく歩き北海道』)に書いてあったが、見られず。代わりに夕日を見ようと集まった人々を撮る(写真②③)。翌日、稚内公園へ。公園内にある開基百年記念塔からはサロベツ原野や、利尻島・礼文島などを望むことができる(写真④)。次に、ガイドブックには記されていないが、旧瀬戸邸(稚内市中央4丁目)を訪れる。Webサイトには次のように説明されていた。「昭和20年~40年代。稚内のまちは、底曳網漁の前線基地として、国内各地から人が集まり、活気に満ちあふれていました。そのさなかの昭和27年、『旧瀬戸邸』は、瀬戸常蔵という底曳きの親方の住宅として建てられました。建物の外観は、明治期から大正期に見られる旅館建築を彷彿とさせます。……戦後まもない昭和の建築物を保存するとともに、稚内の漁業の歴史を伝えていきます。」

稚内市は、市としては日本最北にあり、旭川市以北では最大の都市。「日本最北端の駅」であるJR稚内駅があり、駅前には宗谷岬・ノシャップ岬へ行くバスターミナルもある。また近くの稚内港フェリーターミナルから利尻島や礼文島へ行くこともできる。駅前バスターミナルから「日本最北端の村」である猿払村(さるふつむら)へ行く。オホーツク海に面した道の駅「猿払公園」内にある「いさりの碑」には、次のような文言が刻まれている。
「……猿払の海を拓いた多くの先人の苦労と偉業を偲び其の意志を我々も子孫もうけつぎそして実践することを肝に銘じ、今此の碑を建てる。
人間は神々と力を競うべきでない。
人間は自然の摂理に従うべきだ。
昭和56年11月22日
猿払村漁業協同組合」
……改めて北海道の、開拓の歴史を思う。
<注>ノシャップ岬(野寒布岬)は稚内市に、ノサップ岬(納沙布岬)は根室市にある。なお、ノサップ岬は離島・北方領土を含まない本土の最東端。

<写真①>稚内半島。右端がノシャップ岬。手前は宗谷湾。
ノシャップ岬
<写真②③>恵山泊(えざんどまり)漁港公園にて
恵山泊漁港公園にて
恵山泊漁港公園にて②
<写真④>開基百年記念塔から見た利尻島
稚内公園から見た利尻山
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

yamashiro94

Author:yamashiro94
東京都内、多摩地方、近県でカメラを持って散策しています。旅行・歴史・地理・文学・音楽などから最近気になったことまで、何でもとりあげています。写真なしの場合もあります。上の写真はマレーシアのクアラルンプール駅。2007年撮影。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR