ヘボン 成仏寺 宗興寺

写真①は、ヘボン夫妻が日本で最初に住んだ成仏寺(じょうぶつじ)。
(ヘボン式ローマ字で知られる)ヘボン夫妻は1859年(安政6年)、横浜に上陸、成仏寺の本堂を借りて住んでいた。ヘボン45歳のときで、その半年後に井伊直弼(いいなおすけ)が江戸城桜田門外で暗殺された(桜田門外の変)。1862年(文久2年)の生麦事件のさい、ヘボンは負傷したイギリス人を治療したという。この頃、横浜には外人住宅が少なく、東海道神奈川宿(現横浜市神奈川区)の、この寺に住むことになる。ヘボンはここで日本語の研究、和英辞書の編纂にとりかかった。また、医師でもあるヘボンは一時期、近くの宗興寺(そうこうじ、写真②)を施療所として使用していた。

神奈川宿の名称は、「神奈川」県や「神奈川」区の名称の由来となる。成仏寺あたりが神奈川宿の中心地であった。また神奈川沖の海は、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」(かながわおきなみうら)にも描かれている。

<写真>① 成仏寺
⇓右の石碑に「浄土宗成佛寺」、左の石碑に「外国宣教師宿舎跡」と書かれている
成仏寺遠景3
成仏寺近景2
<写真>② 宗興寺(そうこうじ)
宗興寺
⇓石碑の中央に「ヘボン博士施療所」と書かれている
宗興寺ヘボン
<写真>③ 東海道かわさき宿交流館
⇓「『東海道かわさき宿交流館』は、東海道川崎宿の歴史や文化を学び、それを後世に伝えていくための施設」(交流館のパンフレットより)。JR川崎駅より徒歩10分。東海道を日本橋から京に上ると、品川宿・川崎宿・神奈川宿・保土谷宿と旅することになる。
東海道かわさき宿交流館
<写真>④ 旧東海道
⇓江戸時代に川崎宿を通っていた旧東海道。「かわさき宿交流館」近く。
旧東海道
<地図>
成仏寺(横浜市神奈川区神奈川本町)、宗興寺(横浜市神奈川区幸ヶ谷)
横浜市神奈川区神奈川本町
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yamashiro94

Author:yamashiro94
東京都内、多摩地方、近県でカメラを持って散策しています。旅行・歴史・地理・文学・音楽などから最近気になったことまで、何でもとりあげています。写真なしの場合もあります。上の写真はマレーシアのクアラルンプール駅。2007年撮影。

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