2022/08/09
1日の乗降者数世界一の「新宿」駅(東京都新宿区)
「新宿」駅は、東京都新宿区にあり、JR東日本・京王電鉄・小田急電鉄・東京メトロ(地下鉄)・東京都交通局(地下鉄)の5社局が乗り入れるターミナル駅。西武鉄道「西武新宿」駅もすぐ近く。「新宿」駅の乗降客数は世界一多く、ギネス世界記録にも認定されている。1日の平均乗降者数は約353万人と世界一多く、地下道などで接続する「西武新宿」駅(西武鉄道)や「新宿西口」駅(都営地下鉄)まで含めると約377万人となる(2017年)。この数字は横浜市や静岡県の人口に匹敵する。「新宿」駅には、郊外のベッドタウンを結ぶJR中央線や私鉄(京王や小田急)などの路線と、都心方面に伸びる地下鉄やJRの路線が集まっている。このため多くの通勤・通学客が、「新宿」駅を郊外から都心方面への乗り換えなどで利用する。郊外の住宅地と都心の通勤先・通学先への移動ということでは、池袋駅や渋谷駅でも同じである。1958年制定の首都圏整備計画により、都心に集中し過ぎる首都機能を分散させるため、渋谷、新宿、池袋を「副都心」として開発が進められてきた。(Wikipedia「新宿駅」などを参照)
私は地方から東京へ上京してきたが、これまで東京都「23区内でもっとも多く乗り降りした駅」は「新宿」駅であった。かつてJR新宿駅の西口には東京都の浄水場があり、高層ビルは1つも建っていなかった。東京都は1960年、淀橋浄水場を廃止して跡地を市街地として整備する新宿副都心計画を決定。1965年に浄水場の機能は、同じ多摩川水源の東村山浄水場に移転した。広大な跡地には日本初の超高層ホテルの京王プラザホテルが開業、その後NSビルなどの超高層ビルが続々と建設された。1991年、東京都庁の、有楽町からの移転でほぼ今の西新宿の形となった。現在、「淀橋」の地名はヨドバシカメラや東京都中央卸売市場淀橋市場、新宿区立小学校などにその名を残すのみになった。(日本経済新聞「西新宿(東京・新宿)浄水場跡の超高層ビル群」2020年8月8日参照)
新宿や池袋、渋谷などは確かにいろいろな面で便利ではあるけれど、住むのは郊外の方がいい。私が住む郊外の都市も、少しだが自然が残っている。だから、新宿駅は郊外と都心を結ぶ「結節点」になっているのだろう。
<写真>2022年8月撮影。現在、炎暑のなか長時間、散策したくないので、夜間撮影のみ行っている。しかし、店舗内には入らず(飲食・カラオケなどはせず)、コロナ感染には万全の対策をとっている。
⇓JR新宿駅「新南改札」近くの「suicaのペンギン広場」より
手前がペンギン広場、左手に高島屋、下に新宿駅のホームと路線(ごく一部)が見える。全部で16番線まであり、いまだに駅改良工事をしている。右上の時計がある建物は、NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)。


⇓JR新宿駅。奥から手前に、バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)、JR新宿駅「新南改札」、「suicaのペンギン広場」

⇓中央は甲州街道、左にJR新宿駅「南口」、右にJR新宿駅「甲州街道改札」と「バスタ新宿」

⇓新宿駅「北口」近くの「靖国通り」。私は、この「通り」へ行くことはあまりない。

⇓新宿駅「北口」近くの「歌舞伎町一番街」。最近も「トー横のハウル」事件があった

⇓私は、夜には「歌舞伎町一番街」を「通らない」ことにしている。写真は靖国通りから撮影。警察も、街頭スピーカーで盛んに通行人に危険!?を知らせている
